多くの親は子供に勉強習慣をつけてもらいたいと思っています。
しかし、中学受験を考えていない場合、「勉強習慣をつける」ということを意識していない親が意外と多いように思えます。
もし「宿題をしているから問題ない」と簡単に考えているのであれば、少しだけ考え方を変えることを勧めます。
以下、勉強習慣のつけ方、勉強習慣が全くない中学生への対応の仕方を書いているので参考にしてください。
なお、高校生の子が勉強をしていない場合は「高校になっても勉強しない」を参考にしてください。
もくじ
具体的な対応をする
小学生のときに勉強習慣をつけることができれば、中学生になっても「勉強しなさい」と言わなくても勝手に勉強をするようになります。
逆に習慣がなければ、中学になってから「勉強しなさい」と言い続ける羽目になりかねません。
言い続けることで勉強をしてくれればましかもしれませんが、言っても勉強をしない可能性もあります。
また、自分の意志ではなく「やらされている」と思いながら勉強を続けていては、勉強をする意味を見出せず「中学に合格すること」「高校に合格すること」「大学に合格すること」が目的になり、合格してから勉強をまったくしなくなることも考えられます。
いずれにしろ、自分の意志で勉強をすることが大切になってきます。
「勉強を愛して仕方がない」という子はあまりいないですが、「勉強はしなければならない」という漠然とした感覚はほぼすべての子供が持っています。
親が上手に方向づけてあげれば、子どもは勉強を自分の意志でするようになります。
「放っておけば勝手にするようになるだろう」と思っている親はいないはずですが、勉強習慣をつけるために具体的な対応をしていない親は多いはずです。
「勉強習慣をつける必要がある」と思っていても具体的に何かを実践しなければ、それは「放っておけば勝手にするようになる」と思っているのと変わりはありません。
行動に出ましょう。
宿題を見てあげる
「家に帰ってきたら宿題を終わらせる」ことを習慣にするのが一番楽です。
しかし、「帰ってきたらすぐに宿題をしなさい」と言っただけではしない子も多いです。
そういう場合は、親が宿題を見てあげるようにしてください。
この場合、親が家にいる時間に宿題をすることになるので、「家に帰ったらすぐ」ということはできませんが、勉強習慣を身につけさせるまでは仕方がありません。
一緒に勉強をすると決めたら、まずはスタート時間を決めてください。
小学生に勉強習慣をつけるときに「気が向いたときにやる」としてしまえば、「え~、後で」と逃げられてしまうので、「この時間は宿題をする時間」というルールを始めに決めておくべきです。
子どもが小学4年生くらいまでは「今日は学校で何をした」という会話をするでしょうから、その時に何を勉強したかを尋ねて
1日5分から始める
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極端に勉強を嫌う
何を言っても「勉強なんかしたくない」という子も中にはいます。
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