教育全般

【入試直前期の勉強時間】適時休憩を挟み平日は5・6時間が普通

入試直前期に周りがどれくらい勉強をしているのか気になる人も多いはずです。

塾講師としての個人的経験で、大体これくらいはしているのではないだろうか

という時間を書いておきます。

トップ校志望の中学生

一部の天才は塾に通う以外は勉強をしていない子もいますが、偏差値60台後半の地域トップ校を狙う場合、大半の子が一日のすべてを勉強時間にあてているはずです。

塾がある日は帰宅後に1~3時間、塾がない日は家に帰ってきてから寝るまでずっと勉強をしていると思ってください。

時間で言えば、平日は5~7時間はしているはずです。

休日は1日10時間以上はしている子も珍しくはないでしょう。

トップ校を狙う子の多くは時間の管理がしっかりできている場合も多く、10時間しているのに実際に集中している時間は2時間程度、というように無駄に時間を使うこともないです。

また、トップ校を狙う子の大半は、合格出来るかどうかの不安を持つことはあっても、1日のすべてを勉強に充てることに疑問や不満を持つことはほぼないです。

なので、偏差値60前半くらいの子が、模試で偶然D判定をい「自分はトップ校を狙う」と思ったとしても、

  • 塾のある日は家で勉強しない
  • 塾がない日も3時間くらいで勉強した気になっている
  • 休日なのに勉強時間が5時間程度
  • 勉強していても集中していない
  • 偏差値50台の子と自分を比較し「自分はできる」と思っている

こんなことでは、一部の天才を除けば、到底トップ校を狙えません。

中堅校志望の中学生

頑張れば偏差値60前半くらいの高校には十分合格できる可能性があるのに、勉強が嫌いで1日2・3時間しか勉強しない子

偏差値40台だが偏差値50台前半の公立高校の合格を目指して2・3時間勉強をする子

トップレベルの高校を狙えるのに勉強が嫌いだから塾以外の勉強時間はほぼゼロな子

志望校が偏差値55くらいだが、なかなかやる気が出ず1日1・2時間くらいしかしない子

勉強をさぼっていたが、受験直前期になり急にトップレベル校を受験する子と同じくらいの勉強を始める子

このように、偏差値50前半から60前半の中堅レベルの公立高校を狙っている子の勉強時間はピンキリです。

なお、偏差値50以下の高校を志望校にしている子はそこまで勉強していないはずです。

低偏差値の高校を受験する子は、勉強をする気があまりなく、勉強をすることが苦痛にしか感じていない場合が多いので、勉強をしたとしても1・2時間程度で、しかもダラダラ・イヤイヤ勉強をしているのでほとんど何も身につけられずに時間を無駄にしています(と思います)。

高校生

トップレベルの高校、または、偏差値60台後半しか合格できない私立特進クラスで旧帝国大を目指している子

進研模試の偏差値が60前後で地方国立大を目指している子

早稲田・慶應などを第一志望にしている子

このような子たちは寝る・食う以外は勉強をしているはずです。

一方、MARCH・関関同立を一応第一志望にして、滑り止めとしてワンランク下の大学を受けようとしている子の勉強時間はピンキリだと思います。

このくらいの大学を受ける子の中には上記の例のように「寝る・食う以外は勉強」という子も多いと思いますが、ダラダラしている子もいます。

これは、高校入学時の偏差値、高校1・2年の時の努力の程度によるような気がします。

高校入学時偏差値60以上あったのに、高校1・2年で努力をせずに、偏差値が50以下になってしまったような子は、夏休みが近づく頃から受験を意識し始め、必死になるが思うように成績が上がらず、諦めてしまう傾向があるように思えます。

いずれにしろ、自分の目指している大学が今の自分の実力ではぎりぎり、もしくは合格するほうが難しいという場合、「寝る・食う以外は勉強」意識せずともそれくらいの勉強ができている子が合格し、そうでない子が不合格になる可能性が高くなることは間違いありません。

合格する子は「何時間くらい勉強するんだろう」などとは考えないので、「どれくらい勉強すればいいのか」と考えている時点で、上位の大学に合格するのは難しいというわけです。

勉強は量より質?

「勉強は量より質だから勉強時間を気にするのは無駄」という人もいますが、確かにそうかもしれませんが、受験は質に加えて量も大切です。

1日1・2時間の勉強で、トップレベルの高校、進研模試で偏差値55以上の大学に合格するのは、一部の天才を除けば不可能です。

平日は16時に帰宅したとして、就寝する24時まで8時間、適時休憩を挟んだとして、トップ校に合格する子の多くが平日に5・6時間の勉強はしているはずです。

「量より質だ」と主張し、「勉強時間が増えれば集中できなくなるから集中して2時間すればそれでよい」と言い訳をしている子は不合格が近づきます。

受験に必死に向かい合っている子の受験直前期の集中力はものすごく、休憩をうまく挟むことで、5・6時間集中して勉強ができます。

「2時間くらい集中できればそれでよし」と言っている人が勝てるわけがありません。

「努力などせずに短時間で勉強をすればいい」と主張している人もいますが、今の入試が暗記の量で合否が決まってしまうことを考えれば、勉強時間が絶対に必要になります。

その言葉を鵜呑みしてしまえば、合格が遠のくと思ったほうがいいです。