【中学校の授業をアウトプットに有効利用】時間を無駄にしない

授業ってつまらないな…

聞く気になれないな…

と授業をいやいやながら聞いている子に試してもらいたいアウトプット法を書いていきます。

知識を定着させるにはインプットよりアウトプット

まずはじめに、アウトプットの大切さを知ってください。

ノートをまとめたり(この場合ただ書き写すだけでまとめているとは言えない場合が多い)、暗記ばかりしている子もいると思います。

インプット(暗記)した内容を本当に覚えているかアウトプットする(問題を解といたりする)ことが大切です。

暗記中心の勉強をしている子は問題演習も勉強に組み込んでください。

演習を勧めるのは知識の定着に役立つからです(私の経験上、また、第一線で活躍する脳科学者がそのように言っているので、確かである蓋然性は高いと思います)。

必要なことを8割がた覚えたと思ったら問題を解く。

間違えたところを、あやふやなところをテキストなどで振り返る。

暗記だけが要求される定期テストではその繰り返しが大切です。

それでは、学校の授業を無駄にしない方法を以下に書いていきます。

疑問に思ったことを書く

授業を聞いて「なぜだろうと疑問に思ったこと」「あまり分からなかったこと」を書くこともアウトプットにつながります。

やり方は簡単で、ノートにスペースを作っておき、先生が話している内容で分からなかったことを書くだけです。

分からないところをすぐに確認できるようにしておけば、復習をするときにも役立ちます。

ノートに書く

「学校の授業で習ったことをその日の夜にノートに書く」といったアウトプットのやり方もあります。

やることは「その日出てきた用語、先生が重要だといった内容を何も見ずにノートにまとめる」だけです。

「後でノートに書く」という目的意識をもって授業に臨めば、必然的に授業を必死に聞くようになります。

受けた授業をその日の夜にソラで思い出そうとすることは復習にもなるので頭に残りやすくなります。

中学生にこれをするのは少し難しいかもしれませんが、もし実践できれば間違いなく力が付きます(これができる子はすでに定期テストの点はいいはずなのでテストの結果が大きく変わることはないと思います)。

 参考書や板書を映した学校のノートをきれいに書き写すだけのまとめノート作成は時間の無駄なのでやめましょう。

友達に教える

「友達に教えることを前提にインプットをし、実際に友達に教えるアウトプットをする(友達に教える体で一人で授業をしてもOK)」というやり方もあります。

人に教えることを意識すれば、必然的に暗記が必要になります。

「教えなければならない」と思うことで集中力も増加します。

実際に教えることで、それが復習にもなりますし、説明することで自分が理解できていない部分に気づけます。

復習もでき自分の理解にもつなげることができるので、友達に教えることを前提に勉強をするのはかなりお勧めできます。

トップレベルの子

クラスの中には偏差値30台前半の子~60台後半の子が集まっているのが通常です。

平均レベルの子に合わせて授業を行う先生が多いので、英語・数学に関しては学力によってクラスを分けていない限り、7割くらいの子が時間を無駄に過ごしているかもしれません。

「授業は無駄」と思っているのであれば、内職をして構わないと思います。

その時、内申点に影響してはダメなので先生にばれないようにする必要があります。

内職は知らない英単語を30個くらい手のひらに収まるくらいの紙切れに書いておくのがお勧めです。

ただ、内職に集中できない子も多いです。

集中できない子は好きな子を眺めたり、変な動きをしている子を探して時間をつぶしたりしてください。