【勉強したつもりになっている】暗記できない・成績が伸びない人の特徴

極端に勉強が苦手だというわけではないのに、本気で努力をしても成績が伸びない子が一定数います。

そういう子は「本気で努力をしている気になっているだけ」の可能性があります。

「やっているつもり」「やり方が間違っている」ことが原因で成績が伸びないのであれば、勉強をすればするほど時間を無駄に過ごすことになります。

成績が伸びない子の親に共通してみられるのが「勉強をしなさい」と口を出すだけで、子どもがどのような勉強の仕方をしているのかを確認していません。

勉強をしているのに成績が伸びていないのであれば、親は子供の勉強のやり方をチェックしてください。

繰り返さない(やりっぱなし)

成績が伸びない人は参考書・テキスト・問題集・映像授業、どのような教材を使うにしても繰り返しません。

テキストを1度読んで、問題を解いて〇×をつけたら終わってしまうのです。

成績を伸ばすためには〇×を付けた後が大切なのにそれをしないのです。

当たり前のことですが、分からないことをできるようにすれば成績は伸びます。

問題を解いて間違っていた問題をなぜ間違っていたのかを考え、正しい答えを導き出せるようにすれ

繰り返しができないのは、「飽き」が原因だと思います。

成績が伸びない子は親に言われて仕方なく勉強をするが、怒られないために勉強をしている姿勢を見せているだけの場合があります。

そのような子は、とにかく勉強をしている姿勢だけを示すことができればいいのだから、1回読んで勉強をした、で終わり、それじゃあもう一度繰り返してしっかりと覚えよう。ということにはなりません。

一度読んだものをなぜもう一度やらなくてはいけないのか?と思うのです。

ノートがきれいすぎる

「ノート作りに2時間も3時間もかけたのに、覚えていることは何もない」そういう子は意外といるはずです。

ノートをきれいにまとめても暗記や理解ができていなければ、やっていることは単なる「お絵描き」です。

そんなノート作りを勉強時間にカウントしてはいけません。勉強時間はゼロです。

また、「成績の良い子が必ずしている」というようなタイトルの勉強本の中に「ノートを用途に分けて何冊も用意する」というものもあります。

そこに書かれてある内容を全否定はできませんが、現状、成績が伸びていない子がそれをしたところで成績は伸びないはずです。

なぜならば、ノートを作りにはそれなりの能力が必要ですし、性格的にノートを作ることができないタイプの子もいるからです(私がそのタイプ)。

加えて、ノートを作ることでかえって混乱したり、ノートを作成することが目的になってしまうという弊害もあります。

成績を伸ばすためにノートを作っているのに、非効率になり返って成績が下がれば本末転倒です。

そもそも、ノート作りに時間をかけなくても成績を伸ばすやり方はあるので、少なくとも私はノート作りは無駄としか思いません。

集中していない

「家に帰ってきてから寝るまで5時間はしているのに勉強時間に見合う点数が取れない」という子がいます。

公立トップ校を目指している中学3年生でも平日は3・4時間くらいしか勉強をしていないはずなので、仮に5時間も勉強をしているとすれば、学年上位の結果を出せるはずです。

しかし、定期テストでは平均点プラス50点程度、科目によっては平均点を取れないものもある。

仮に、そういう状況にいるとすれば、「5時間勉強している」というのは「勉強をしていると思っている時間が5時間」というだけで、実際は1時間も勉強をしていない可能性が高いです。

勉強したつもりになっているだけ

子どもが小さいときに「〇〇しておいてね~」とお願いをし、「〇〇しておいたよ~」と子どもから返事が返ってたが、思っていたことと全く違うことをしていたというような経験をされた親は多いはずです。

コミュニケーションは互いの意志が通じ合うことで初めて成立するので、上で書いた状況は互いの意志が通じ合っておらず、コミュニケーションが成立していません。

互いに通じ合っていると思っていたとしても、実際はそうではなかったのです。

これは、勉強の場面でもよく見られます。

子どもたちは「勉強をした」といいます。

しかし、成績が伸びていない子の多くは、ワークに答えを写すだけ、計算を解くだけ、漢字や英単語を書くだけ、教科書や参考書を読むだけ、それを「勉強」と思っています。

「勉強」をしているのは事実かもしれませんが、それらは単なる「作業」であり、成績を伸ばすための「勉強」ではありません(やらないよりは良いが)。

現に、成績が伸びていない子に「それならこの問題は解ける」と聞いても、「分かりません」と返ってきます。

「勉強をした」と言っても、問題が解けないのであれば「勉強」をしていないのと同じです。

せっかく「勉強」をしているのだから、「作業」ではなく正しい意味での「勉強」をすればいいのに、子どもたちはそれを面倒だと思うのです。

「だったら、正しい意味での勉強をさせればいいじゃん」と思うのですが、成績が伸びない子は勉強のやり方を教えても、すぐに実践してくれません(性格が影響していると思います)。

定期的に勉強のやり方について伝えていくしかありません。

実力に合わないことをする

英語・数学は知識の積み重ねが大切な科目です。

1年の内容が分かっていないのに3年の内容をすることはできません。

中学1・2年の時にサボっていた中学3年生は1年の内容から復習を始める必要があります。

中学の時に勉強をさぼっていた高校生が大学受験を意識して勉強をする場合も中学1年から復習をする必要があります(数学に関しては計算問題だけ復習すればよい)。

もし、面倒ぐ下がって学年を戻って復習することをしなければ、かえって時間が必要になり成績が伸びにくくなる可能性が高まります。

もちろん、努力をすればできる問題はできるようになりますが、いずれ「何が分からなくて問題が解けないのかが分からない」という状況に陥り、伸び悩みの時期を抜け出せなくなる可能性も高まります。

天才をまねる

「天才だからこそできる」というやり方を市販されている勉強本で知り、それを真似る子がいます(ほぼ確実に親がやらせている)。

しかし、普通の人が天才の真似をしても成績は伸びません。

そもそも真似はできません。

効率的な勉強法はありますが、それは「誰もが瞬間に暗記や理解ができる」というものではありません。

そんなものがあれば、誰も「勉強ができない」と悩むわけがありません。

親は勉強のやり方をチェックする

最後に、改めて書いておきます。

勉強をしている姿を見て安心していてはいけません。

成績が伸びない子の親は自分の子がどのように勉強をしているのかチェックしてください。

勉強のやり方が間違えているのであればそれを訂正してあげればいいのです。

勉強のやり方をチェックしてもらいたいのは別の理由もあります。

どれだけ努力をしても成績が伸びない可能性があるかもしれないことに気づくきっかけにもなるからです。

通常であれば数回の授業で理解ができるものを、何度勉強をしても理解ができないという場合があります。

このような場合、家庭の教育方針の違いはあるでしょうが、無理やり勉強をさせ続けている親は何をすることが子供のためになるのかを一度考えたほうがいいと私は思います。