【中学生の社会・理科用語集】旺文社か受験研究社がお勧め|数学は不要

用語集はなくても必要十分な受験対策はできます。

そういうこともあり、用語集をわざわざ購入している人はそこまで多くないはずです。

しかし、独学で受験をする人は理科・社会の用語集は手元に置いておくべきだと思います。

用語集の使い方

1ページ目から順に読んでいくという使い方はしません。

普段勉強をしていて「あれ?これってどういうこと?どういう意味?」という疑問を持った時に辞書として利用します。

基本的な使い方はこれだけです。

辞書のように使うので頻繁に通常の勉強に使っている参考書よりも活用の場面は少ないです。

後は、用語集に必ずある「資料編」の章を入試直前期に活用するということもできます。

写真・資料付きで、社会であれば「気候」「都道府県のまとめ」「歴史年表」「歴史上の主な人物」、理科ならば「実験器具の使い方」「代表的な実験」「公式・法則」などがまとめられています。

それらを利用すれば入試に出題される内容の確認を短時間で見直すこともできます。

そのような利用をする場合は、入試には細かすぎる内容は無視してください。

普段しっかりと勉強をしていればどれが入試に必要なのかはわかるはずです。

独学で勉強をする場合は購入すべき

私の塾では理科・社会の授業は行っていません。

授業をしない理由は暗記科目である理科・社会をわざわざ授業で教える意味が分からないからです。

授業をせずに理科・社会を使って「勉強のやり方」を身につけさせる方が子供たちのためになりますし、「勉強は人から教わらなくてもできる」と、勉強に対する能動的な姿勢を身につけさせることもできます。

その時に活用できるのが「用語集」です。

私の塾には理科・社会の用語集を置いているので「分からない言葉が出てきたら、『これどういう意味ですか』と聞く前に自分で調べなさい」と伝えるのです。

用語集を使ったことのない子の多くは「こんな便利なのがあったの」と驚きます。

中には自分で用語集を買って普段の勉強に上手に活用する子もでてきます。

「使う頻度は少ないから買わなくてもいいんじゃない」と思う親もいるとは思いますが、自分で勉強をする方法を身につけさせるために「用語集」はかなり役立ちます。

塾に通っていない子は必須ですし、塾に通っている子も持っていた方がいいです。

1冊1000円程度なので、本気で受験勉強に取り組んでいる子は購入を勧めます。

お勧めは「詳細用語&資料集」か「用語集」

「詳細用語&資料集」

「用語集」

を勧めます。

理科・社会ともにほぼ同じ構成になっているので、どちらを利用しても構いません。

中身を見て「こっちのほうがいい」と思えたものを使ってください。

他にも「用語をひとつひとつ分かりやすく」がありますが、用語集としては少し物足りません。

見た目が優しそうなので、子どもに一番しっくりくると思います。

しかし、用語集の性質を考えると「ひとつひとつ」はお勧めしません。

また、分からないところを調べようとしても何も解決しないはずなので、数学の用語集は不要です。