【塾の面談・体験授業でチェックする内容】雰囲気・清潔さ・指導力?

大半の家庭が子供に複数の塾の面談・体験授業を受けさせ、その中でどこにするかを選ぶと思います。

ここでは一般的に「良い塾かどうかを見分けるときにここをチェックしておくべき」と言われていることが本当にそうなのか、個人的な意見を書いています。

あくまでも私の個人的な意見なので、どう捉えるかは各自で判断してください。

雰囲気

複数の塾を体験し、その中で一番「楽しい」「続けられそう」と感じられるところを選ぶのが原則です。

ただし、「楽しい」「集中できそう」「講師も親切だった」と子どもが言ったとしても、親として以下の点には念のため注意をしておくべきだと思います。

「静かな雰囲気だった」と子供が言ったとしても、体験授業をする時間は事前に決まっているので、その時間帯だけは絶対に騒がせないように各講師たちに指示を出している可能性も考えられなくはありません。

「楽しかった」と言ったら、それが授業内容が楽しかったのか、友達と一緒に勉強をしている空間が楽しかったのではまったく状況が異なります。

普段は家でダラダラしていたが、塾に入ることで遊びの延長ができるようになって「楽しい」と言っている可能性もあります。

教室の清潔さ

「教室が整理整頓されている」ことを確認する。

そのために一番いいのは「トイレをチェック」と主張している人は多いです。

本当にそんなことでよい塾かどうかを見分けられるのでしょうか?

確かに、整理整頓ができていない人は「だらしない性格」というイメージが持たれるので「生徒をしっかりと管理できないのでは?」「成績を伸ばすために的確な指示を与えられないのでは?」と管理能力と指導能力が疑われます。

しかし、整理整頓と生徒管理・指導力は全く別です。

整理整頓ができていないからといって、それらがないとは言えません。

子どもが体験を受けて、「ここなら頑張れそう」と思えたのならそれで十分だと思います。

もちろん、性格的に整理整頓ができているかどうかが塾を選択するときに重要な要素になっているのであれば、嫌だと思った時点で選択肢から外してしまうのは仕方がありません。

なお、整理整頓ができていなければ生徒の成績を伸ばすことはできないと言っている人もいますが、勝手なイメージで判断しているだけなはずです。

生徒数の多さ

「生徒数の多さ」を良い塾を見分ける判断要素の一つと主張する人もいます。

知名度だけで塾を選ぶ親が多いので、誰もが知っている塾は必然的に人数が多くなります。

逆に、名前を聞いたことのないような塾を選ぶのは親は不安になるので、体験授業を受けさせることもしません。

たとえ良い塾であっても生徒数が少ないことは普通にあります。

なので、生徒数は良い塾かどうかとは全く関係ないと思っていいです。

大手集団塾の下位クラスの授業は成立していないことが多いこと、個別指導塾で教室内がざわついているところが多くあることを考えても(これを把握できていない親が多いことが不思議で仕方がない)、生徒数が良い塾かどうかの判断はできません。

指導力

まず初めに言っておくべきことは、指導力があればバイト講師だろうが社員だろうが関係ないということです。

バイト講師がいるのに「社員しかいません」と嘘をついていない限り気にする必要はないです。

バイト講師でも本気で生徒のことを考えて対応してくれる人もいますし、そもそも個別指導塾の大半が学生のアルバイトです。

勉強関連のことを書いているサイトの中には「学生のバイト講師だから駄目」という主張をしているものもあります。

「プロの講師でなければ成績は伸びない」という主張なのですが、そうでもありません。

対応する子供に応じて必要とされる「指導力」は異なるからです。

ハイレベルの子には、どんな難しい問題でも的確に分かりやすく教えられる講師が求められることが多いです。

勉強が極端に苦手な子には、どうすることで子供たちの成績を最大限伸ばせることができるかを把握し、的確な指示を与えられる講師が必要になることが多いです。

親に無理やり塾に通わせられやる気がない子には、勉強と遊びが半分くらいで楽しく勉強ができる講師が合うはずです。

勉強が苦手というわけではないのに思うように成績が伸びない子には、成績が伸びない原因を把握し、必要なことをやらせられる講師が「指導力がある」となります。

「社員の講師しかいません」という嘘

チェックすべき事項とは個人的に思いませんが、触れておきます。

私が大手塾にいたときはすべての大手塾が「社員しかいません」と言っていました。

学生バイトにも自分が大学生であるということを生徒たちに隠させ、あくまでも社員として対応するように指示されていました。

実際は社会人のバイトだけでなく学生のバイトが多くの授業を行い、トップクラスだけ指導力のある社員が授業をしていました。

さすがに今はそのようなことはできないと思うので、バイトは雇っているとしてもそれに触れないだけで、「社員だけ」「バイトはいません」と表立って言うことはなくなりましたが、仮にそのような塾がまだ存在するとすれば、信用できる塾ではありません。