【何点取れば通知表で4】評価方法は授業態度・提出物・テストの点数

定期テストで何点取れば4や5を取れますか?

この質問は多いです。

結論から言うと、「定期テストの点数だけでは何もわかりません」です。

70点だろうが、80点だろうが、90点を取ろうが、そして、100点を取ったとしても4になるか5になるかは分かりません。

定期テストの勉強法を知りたい方は他のサイトになりますが【定期テスト対策】を参考にしてください。

 

40点でも70点でも「3」

40点しか取れなかったときに通知表で3をもらったけど、努力して70点台を取ったのにそれでも通知表は3だった。

このような経験をしたことで「40点だろうが70点だろうが、通知表の点が同じなら定期テストの点数なんかどうでもよい。」といい、70点取った次のテストで30点台を取ってきた生徒がいました。

通知表の点数だけにこだわるなら賢いやり方だと思います。

しかし、「50点くらい取れていればいい」と考えてしまえば、努力をしなくなります。

結果的に30点台になって通知表で2になる可能性もでてきます。

そもそも、通知表という目先の点だけにこだわり、定期テストの対策が入試につながるということを無視しています。

また、「できるだけ良い点数を取りたい」と思う子が多い中そのような賢い選択をする子がいたことに驚きました。

15年(2018年現在)ほど塾講師をしていますが、このようなことは初めてでした。

成績が伸びてきたその子をみて「まかせてよい」と思い、勉強をしている姿だけをみて安心していた私の責任ではありますが、いつまで子供に指示をだす必要があるのか悩んだ瞬間でした。

話が完全にずれてしまっていますが、言いたかったのは「40点だろうが70点だろうが通知表では3になることが結構多い」ということです。

今回の子が特別というわけではなく、同じようなことが他の子に起こっていることは事実です。

70点取っても2という子もいますし、80点で3という子もいます。

70点を最低目標

何点取れば通知表の評価が4になる、5になるという決まりはありませんが、一定の目標は持ってください。

4を取りたければ70点、5を取りたければ90点以上を最低目標にしてください。

定期テストの点数は通知表の5段階評価を決めるときの1つの要素にすぎませんが、要素の中でも重要度が高いのは間違いないからです。

70点台で4を取ったことのある子を見たことはありますが、60点台で4を取った子は、少なくとも私は見たことがありません(いるかもしれませんが)。

通知表の点数はどのように決まるか

「定期テストの点数」「授業態度」「提出物」「小テスト」「授業への参加度」などが影響しているはずです。

先生によってどのように点をつけるかは異なりますが、定期テストでが6~7割、提出物が2割程度、授業態度その他が1~2割くらいになるかと私は思っています(学校によって一定のルールがあると思います)。

提出物

提出物は子供たちが思っている以上に成績に影響するので、提出物をしっかりとださなければ3になる可能性は高いです。

逆に提出物をしっかりと出しておけば、定期テストで極端に悪い点数を取ったり、授業態度が悪かったりしない限り2になることはないはずです。

勉強が苦手でも通知表の成績をオール3以上にすることは可能なので、定期テストで点数がなかなか取れない子はテスト以外のことで頑張ればいいと思います。

そうすれば、公立高校に推薦で合格できる可能性がでてきます(勉強が苦手なら普通科ではなく商業や総合学科への進学がいいと思います)。

授業態度

授業妨害をしている子は論外です。

授業態度は「定期テスト」「提出物」と比べ、通知表の点数を決めるときの要素としては低いと思いますが、妨害をしているとなると話は変わります。

「80点を取ったのに何で3なの」と苦情を言ってくる親もいるみたいですが、そのような親とは関わりたくないですね。

「80点を取ったのになぜ3なのか」と責任が先生にあると主張するだけで、自分の子に何かしらの原因があることを考えていないのですから。

80点を取っているのに3しか取れないのであれば、絶対ではありませんが、ほぼ確実に子どものほうに原因があります。

先生との相性

授業態度は先生との相性もあります。

生理的に受け付けられない生徒に対しては何も悪いことをしていないのに、悪いと思われることもあるはずです。

本当はそのような感情を成績に反映させてはいけないのですが、人間ですから仕方がありません。

自分の感情を無視して、客観的なデータだけで成績をつけられる先生はほとんどいないはずです。

A~Cの評価

通知表の点数は通知表の数字の左にあるA~Cの評価が影響します。

分かりやすくするためにA~Cの記号を数字化して考えていきます。

Aを3点、Bを2点、Cを1点として、12点満点で通知表の1~5を決めるので。

5を取るには「すべてA」「Aが3つBが1つ」つまり、12点か11点が必要になるはずです。

4を取るには10点、3は7~9点、2は6点、5点以下は1になる可能性が高いと思います。

分かりやすくするためにあえて点数化しているだけで、実際に先生がこのような点数化をしているわけではありませんし、各学校・先生によってどのように通知表の点数をつけるかは異なる可能性もある点に注意してください。

※ 学校によってA~Cの評価の記号が異なるかもしれませんが、3段階で評価されることに違いはないと思います。

オール4以上を目指すためにやるべきこと

テスト対策をし、提出物をしっかりと出し、授業に真面目に参加することです。

当たり前のことですが、やるべきことはこれだけです。

ただ、先生に気に入られるために媚びる必要などありません。

普段通りの自分を出したまま、やるべきことをやってください。

普段の自分を出して先生からマイナスなイメージを持たれても、それは仕方がないことです。

もちろん、授業妨害をするなど周りに迷惑をかけるような行動をするというのは間違いです。

その他定期テストに関する記事は「定期テスト」を参考にしてください(上で紹介しているサイトの方がより詳しいです)。