漫画の帯に書かれた一文

 

普通になれなくて ごめんなさい

 

初めてこの漫画を読んだとき最初の数ページで涙が出てきた自分だけど

他の人はこの本を読んでどう思うんだろう?

泣く人はいるんだろうか?

漫画版

志乃ちゃんは自分の名前が言えない

極力ネタバレは内容に書きますが、読めば推測できてしまうこともあるので、まだ読んでいない人で少しも内容を知りたくない人は以下読まないようにしてください。

吃音症で上手にしゃべることが出来ない志乃ちゃん

苦しみを理解してくれる人がいなくドモリで笑われる第1話

ここを読むだけで涙が出てきます。

これを書くことで昔の記憶がふと蘇ってきた・・・。

私が小学生だったときに仲が良い友達がどもっていたのですが(そういえばミクシィが全盛の時にミクシィ内で再会したな)

当時は吃音のことなど知らず(どういう症状なのかを聞かされたとしても子供には理解ができない)

どもっている真似をしたこともあったが

当時この障害がどういうものかを理解できていれば絶対にできることではない。

 

小学校のクラスに吃音がひどい子がいて、それを理解できない子がいる場合

担任の先生にはこの本をが学級文庫においてもらいたい。

授業で上手に利用すれば、吃音だけではなく、気づかれにくい障害があるということを知るきっかけにもなると思う。

 

1冊で終わる量、それはそれでいいんだけど

加筆して3冊くらいにしてもらいたい。

というのも

志乃が加代の家に遊びに行って喧嘩するまでの展開があまりにも早すぎるから。

 

もっと世の中に知られてもいい漫画の一冊。

実写版

志乃ちゃんは自分の名前が言えない】の漫画があまりにも衝撃が走る内容だったので、実写版にも少し興味が・・・。

とりあえずオフィシャルブックを購入。

今、チラッと見ただけの段階だけど、「蒔田彩珠」さん

このキャスティングはいい。

イメージが全く崩れない。

検索するとNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」にも出ている・・・

朝ドラ見ないから「おかえりモネ」って全く知らないのですが。

 

ウィキペディアを見ると2002年生まれ(日韓ワールドカップの年だ!!)で

2022年6月現在19歳・・・

オフィシャルブックの写真を見る限り20代中盤くらいかと思ったらまだ10代

ちょっと拗ねて捻くれた感じの役柄をする人なのかと勝手に思っていたが

検索で出てきた写真を見てみると

当たり前かもしれないが

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」は完全に役作りであのような感じにしているとしってさらに驚く。

 

さらに驚くのが子役として2011年ころからテレビに出ていること。

ドラマはほとんど見ないので(漫画・アニメもつい最近までほぼ見ていなかったけど2021年2月ころから地獄の約1年半をきっかけに、実もしないアニメ・漫画を大量に買うようになった。だからこそ押見修造というすごい作家さんを知ることが出来てラッキーなのだが)

蒔田彩珠の存在を全く知らなかったのだが

「ちびまるこちゃん」のお姉ちゃん「さくらさきこ」役を演じたこともあるようで・・・

また

「妻、小学生になる。」の「新島麻衣」役でも出ている・・・

この漫画もたまたま大量に購入した中に1巻~4巻まであって、面白いな~って思って読んだものだったので(1巻、読んだら泣きますよ)

ドラマが始まるとCMで知り、第1話だけは見たんです。

「新島貴恵(堤真一)」の娘、「新島麻衣」役として出ているし…

ドラマは1話だけ見て、あるキャストがシックリこなかったので見るのをやめてしまったんですが

堤真一とその娘役はいいな~と思っていた、その娘役が「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の岡崎加代の「蒔田彩珠」さんだったなんて・・・

 

映画にも結構出ているみたいで

観たことはないけど「万引き家族」にも出ているみたいで・・・(すごいな)

 

WOWOW連続ドラマW枠で放送されていたみたいの「血の轍」

同タイトルの漫画が押見修造が連載しているので、それが関係しての岡崎加代役として抜擢されたのかと思ったら

押見修造の「血の轍」とは全く違う「血の轍」だった・・・。

 

 

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