生きていれば
小中高校進学
大学専門学校進学
就職
転職
結婚
出産(親になる)
など大きなライフイベントがある
そこに小さなイベントが生じるが
人間の中には今までと違う状況に置かれると
色々と考え悩む人もいる。
40・50代の大人が悩むとすれば
自分のその後の人生についてだ
子どもがいる人といない人では悩むことに若干の違いはあると思うが
「自分の人生ってなんだったんだろうか?これから何をすればいいのか?」
という悩みはほぼすべての人が悩むはずだ。
まさに今の自分がその状況にいるわけだけど
ここ数年は2・3月になると間違いなく悩み考え込んでしまう。
その時に自分の逃げ道になるのが「本」
今回は苫野一徳の【「自由」はいかに可能か】に救われている。
前半部分を簡単にまとめると
言葉は多義的で文脈においていくらでも意味を持たせることができる
しかし、そうであったとしても
言葉には多くの人が納得できる定義づけは可能
ということなのだが
これは私が自分の人生を考えるときにも役立つものになった。
自分が「生きる」意味は何か
を自分なりの定義を作ることで心を落ち着かせることができるようになるからだ。
かなり読みやすい本なので
環境の変化によって心的不安を抱えている40代50代の人にお勧め。