この本を読んだら日本に住むことが怖くなるかもしれません。
だって、地球が破壊しない限り100%の確率で日本で大地震が起こるということに気づいてしまうんですから・・・。
『地震はなぜ起きる? 』
もくじ
日本列島は危険?
日本列島は東日本大震災を境として、状況が以前とはまったく変わってしまった!!
地学の専門家はこのように理解していると冒頭に書かれてあるのを読んで
どう変わったの⁉
と
すぐに引き込まれてしまいました。
地震列島かつ津波列島でもある日本でこれから確実に起こること
それを考えたら日本に住むことそのものが怖くなってしまうかもしれません。
私が生きているわずか半世紀の間にですら
阪神淡路大震災、東日本大震災(1800年以降世界で3番目に大きかったマグニチュード)という大規模な地震が起こっています。
そして、
南海トラフ巨大地震
2030年以降にこれ以上の規模の地震がかなりの確率で起こることがデータから推測されています。
東京・名古屋・大阪
ここに直下型地震が起こったら
この本を読んで想像するだけで
日本ってやばくないっ⁉
と
誰だってなっちゃいます。
著者は
地震が起こることは間違いないのだから
自然災害がどのような状況をもたらすのかを知り、可能な限り被害を抑えるために事前に準備をしておこう
と強く訴えています。
この本がたくさん売られたら
間違いなく防災グッズも売れるようになると思います。
中学1年の地学
中学1年生の2学期か3学期に習う地学(理科)で
地震について学んだあと
それがこの本を子供たちに勧める最適な時期だと思います。
第4章の
国をゆるがす南海トラフ巨大地震
第5章の
首都機能を麻痺させる首都直下地震
なら興味を持って読んでくれる子は多いはずです。
是非、この本を子供に読んでもらい
漫画・ライトノベル以外の本を読む習慣をつけるキッカケにしてください。
持ち家を買う
家を買おうとしている人がこの本を読んでしまったら買うのをためらうかもしれませんが
家を買うかどうか迷っている人は家を購入する前にこの本を読んでおいた方がいいかもしれません。
巨大地震が起これば損害保険会社全社の支払保険金総額を超えるはずなので
地震保険でも全額保証されなくなるはずです。
それに持ち家が崩壊してしまうと経済的負担だけでなく
心理的負担もかなり大きくなるはずです。
賃貸であれば
住んでいた家が崩壊したから引っ越そう
となるはずですが
持ち家だとそう簡単にはいかないはずです。