岩波ジュニアスタートブックス
略称
ジュニスタ
が3月26日に創刊されました。
定価が平均税込み1595円と
新書の倍くらいの値段でかなり高いですが
(なぜこんなに高いのか、ターゲットを中学生に絞ったことで大量に売れることが予想できないからだろうか?)
子供が本を読むきっかけになれば安いものです。
(いや、それでもやっぱり高いと思ってしまう・・・)
もくじ
小学生でも読める
中学生を対象にしたジュニスタですが、
岩波ジュニア新書の難しさが「10」とすれば
ジュニスタの難しさは「2」くらいですし
本文は2色刷りになっているので
押さえておきたい個所がわかりやすくもなっています。
教科書がちゃんと読めるなら
小学生の高学年でも十分内容を理解できるはずです。
とはいっても、
小中学生が文字だけの本を読むとしたら
児童書・ライトノベル・恋愛小説くらいだと思います。
この本を子供に手に取ってもらうには普段の環境が大切になってきます。
既刊の『未来をつくるあなたへ』を読んでもらうには、
普段からニュースを見て世界でどういうことが起こっているのかに関心を持たせる必要があるでしょうし
『地震はなぜ起きる?』は
過去に起こった地震を他人事として思い無関心ならば手にすることはないはずです。
俳句や地球温暖化についても、
普段の生活でそれらを一度でも意識させるような会話をしていなければ
子供たちが自らの意志で本を手にすることは絶対にありえません。
日常生活を送っているときに、これらの本に関する話題が出てきたら子供とその話題について少しでもいいから話せば
後は子どもの本棚にこっそりと本を置いておけば、ぱらぱらっとめくってくれるはずです。
目次の前に「本の内容」が書かれているので、まずはそこを読んで少しでも関心を持つことが出来たら、先を読んでいきましょう。
2022年10月12日
- はじめての動物地理学―なぜ北海道にヒグマで、本州はツキノワグマなの?/増田隆一
2023年2月10日
『10代のうちに考えておきたい「なぜ?」「どうして?」』近藤 雄生
2022年12月9日
『認知症のわたしから、10代のあなたへ』 さとう みき
2022年10月7日
『はじめての動物地理学:なぜ北海道にヒグマで、本州はツキノワグマなの?』 増田 隆一
2022年8月9日
『なりたい自分との出会い方:世界に飛び出したボクが伝えたいこと』 岡本 啓史
2022年6月10日
『食品ロスはなぜ減らないの?』 小林 富雄
2022年4月8日
『短歌部、ただいま部員募集中!』 小島 なお / 千葉 聡
2022年2月10日
『10代と考える「スマホ」:ネット・ゲームとかしこくつきあう』 竹内 和雄
2022年11月26日
『支える、支えられる、支え合う』 サヘル・ローズ
2021年9月28日
『SDGs入門 未来を変えるみんなのために』 蟹江憲史
『なんで英語、勉強すんの?』 鳥飼玖美子
2021年7月28日
『妖怪がやってくる』佐々木 高弘
『ミライを生きる君たちへの特別授業』ジュニスタ編集部
2021年5月28日
『なぜ私たちは理系を選んだのかー未来につながる〈理〉のチカラ』 桝太一
『地球以外に生命を宿す天体はあるのだろうか?』 佐々木貴教
『サンゴは語る』 大久保奈弥
2021年3月26日
今後、シーニュではジュニスタをすべて購入していきます。
以下、書く本について少し書いていますが、殴り書き状態で何を書いているのか理解できない部分も多くあります(とりあえずページ数を増やすために急いで書いたので)。
時間に余裕が出来てから書き直します。
『未来をつくるあなたへ』中満泉
『地震はなぜ起きる?』鎌田浩毅
『俳句部、はじめました――さくら咲く一度っきりの今を詠む』神野紗希
『地球温暖化を解決したい――エネルギーをどう選ぶ?』小西雅子